日本語は遅くとも1,300年前から使われており、1,800~1,500年前の時点でも使われていたかもしれない、ということです。
日本語ができたのはいつ?
日本語の成立には諸説ありますが、いま私たちが使っている日本語のもとになった形は、およそ2000年前の弥生時代にはできていたのだろうと考えられています。 日本人の祖先は自分たちの文字を作りませんでした。 すべての知識や文化・歴史を口承によって語り伝えたのです。
日本語の元の言語は?
日本人は国語とも称する。 その系統・起源としては、北方の言語である「ウラル・アルタイ語族」とする説、南方の言語である「マライ・ポリネシア語族」とする説、その両者が重なり合ったとする説、英語、ペルシア語、インドの言語などを起源とする説など多数あるが、いずれも学界全体の合意を得たものはない。
日本語 何時代?
文法の視点で確実に現代日本語につながる上代日本語を使用していると言えるのは、「古事記」や「日本書紀」「万葉集」になってくるので7世紀後半(飛鳥時代。 約1,300年前)となります。 日本語は遅くとも1,300年前から使われており、1,800~1,500年前の時点でも使われていたかもしれない、ということです。
日本語の文字はいつから?
日本に漢字が伝来したのは4世紀後半の弥生時代だと考えられています。 日本で出土した3世紀頃のものだと考えられる土器には漢字が書かれていますが、その漢字が文字として当時の人々に認識されていたかどうかは不明です。 出土した木簡という資料の研究から、漢字は仏教の伝来と共に朝鮮半島を経由して伝わったと考えられています。