ベンゾジアゼピン系の抗てんかん薬です。 正式な保険適応症は各種のてんかん治療になりますが、それ以外のいろいろな精神・神経系の病気に広く用いられています。 同類薬のなかでは、作用が強く、作用時間は長いほうです(作用/時間:強/長時間型 24時間以上)。
リボトリール 何種?
成 分 名商 品 名第3種クロナゼパムランドセン、リボトリールクロバザムマイスタンクロラゼプ酸メンドンクロルジアゼポキシドコントール、バランス
リボトリール 処方 何科?
リボトリールは抗てんかん薬として保険適用されている薬物であるが、精神科領域では最も強力な抗不安薬として広く使用されている。
リボトリールはどんな薬?
脳のベンゾジアゼピン受容体に作用し、脳の興奮している状態をしずめ、てんかん発作(けいれん、意識消失など)を抑えます。 通常、小型(運動)発作、精神運動発作、自律神経発作の治療に用いられます。
リボトリールの作用機序は?
作用機序:中枢神経系,特に大脳基底核や辺縁系に存在する抑制性のGABA作動ニューロンのシナプス後膜に位置するベンゾジアゼピン受容体にGABAのアゴニストとして高い親和性で結合して,GABAニューロンの抑制作用を特異的に増強する. 脊髄運動ニューロンの活動性を中枢性に抑制し,強い筋弛緩作用,抗痙攣作用などを示す.