そのベタつきの正体は、りんごが熟するにつれてリノール酸とオレイン酸が増え、皮に含まれるメリシン酸やノナコサンという固形物質を溶かすことにより生じる現象です。 つまり、りんご自身が作り出した質物で、農薬やワックスではありません。 なお、りんごの種類によってもロウ物質の分泌量が異なるようです。
りんごの食べ頃はいつ?
りんごはオールシーズンで食べられるポピュラーな果物ですが、実は一年を通して一番美味しい季節が秋なんですよ。 品種によって多少のズレはあるものの、大半のりんごは8月下旬から10月が収穫時期となっています。
りんご いつまで 旬?
りんごは毎年8月上旬から11月中旬まで収穫が行われます。 収穫期によって極早生種、早生種、中生種、晩生種にわかれており、様々な品種のりんごを楽しむことができます。
りんごの蜜は何?
りんごは収穫近くになると、葉で光合成されたでんぷんが急激に糖(ソルビトール)に変化し、果実に運ばれます。 運ばれた糖が、果実の水や栄養の流れる通路(維管束)以外に、細胞と細胞の隙間にあふれ出ることがあります。 この状態が蜜(みつ)入りで、中心部分が黄色く透きとおっています。
りんごのヘタの部分はどこですか?
実はりんごには「頭」と「尻」があり、へたのあるほうが「尻」で、へたのないほうが「頭」なのです。