肉と魚では、含まれる脂肪酸の種類から見ると確かに魚の方が体に良いといえるのかもしれません。 しかし、決して肉は体に悪いというわけではなく、どちらも食べ方次第で決まるといえるでしょう。 肉にはミネラルやビタミンが豊富に含まれていますので、1週間の中でバランスよく組み合わせていくと良いですね。 17 апр. 2019 г.
魚と肉どちらが体にいいか?
魚は肉と同じく、体作りに欠かせない良質なタンパク源です。 両者の間で異なる点は、それぞれに含まれる脂質の種類。 肉の脂質に多いのは飽和脂肪酸といい、摂りすぎるとコレステロール値や生活習慣病のリスクが高くなるといわれています。 一方、魚(または魚介類)に多く含まれるのは不飽和脂肪酸。
魚はなぜ体にいいのか?
魚のn-3系不飽和脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)は、中性脂肪を下げ、血栓(血のかたまり)ができるのを防ぎ、動脈硬化を予防する働きをする。 魚には、n-3系不飽和脂肪酸だけではなく、良質なタンパク質、ビタミンDやビタミンB、ミネラルも含まれている。
なぜ肉より魚?
魚は私たちの体の健康作りにたいへん役立つ消化されやすいタンパク質をたくさん含んでいます。 それに、魚のタンパク質には、体の中のいらない塩分を排泄する働きがあり、高血圧などの成人病を予防します。 DHA(ドコサヘキサエン酸)は人間の脳の細胞をつくるたいせつな栄養です。
魚を毎日食べるとどうなるか?
血液をサラサラにし、高血圧、高脂血症、動脈硬化などの予防に役立つDHAやEPAは背青の魚に多く含まれています。 DHAやEPAには脳を活性化し、記憶力の衰えを防ぐ働きもあります。 身体そのものの若さを保つには、魚を食べる生活が欠かせないといえそうです。