RSウイルスによる感染症の重症化を予防する薬剤であり、一般的には8月~3月に毎月注射します。 出生された施設で適応と判断された場合(可能であれば紹介状をご持参ください)は、当院での投与が可能です。 通常の予防接種と同時にも注射できますので、『シナジス』投与ご希望の方は電話にてご相談ください。
RSワクチン いつまで?
シナジスは投与後、約1か月で体内から消失してしまいます。 そのため、RSウイルス流行期中に1か月に1回の投与が必要です。 通常はRS流行期の9月から翌年の4月まで投与します。
RSウイルス ワクチン 何ヶ月?
注射の効果は約1か間持続します。 RSウイルス感染症の流行期中は効果を継続させるため、1か月ごとの注射を守るようにしましょう。 1回目の注射は流行開始前に受けると効果的です。
RSウイルス 何ヶ月から?
生後3か月未満の赤ちゃんのRSウイルス感染症─症状と合併症 RSウイルスとは、発熱や鼻水などの風邪症状に加え、咳や「ゼーゼー」「うーうー」とうなるような呼吸音がみられる感染症です。 生後3か月未満の赤ちゃん、心臓や肺に基礎疾患を持っている赤ちゃんは重症化しやすいといわれています。
RSウイルス シナジス いつまで?
このような乳児がRSウイルスの感染を受けても重症化しにくいお薬があります。 それがRSウイルスに対するモノクローナル抗体―「シナジス」です。 このお薬は注射が必要で、9~10月ころからウイルスの流行時期が終わる3~5月ころまでの間、毎月1回注射します。 このお薬を使うことで重症児が大幅に減ったことが知られています。