褥瘡(じょくそう・床ずれ)は、持続的に圧力のかかりやすい骨の出っ張った部位にできやすくなります。 仰向け(仰臥位)で寝ているときに最も発生しやすいのは、体圧のかかる仙骨部(せんこつぶ・おしりの中央の骨が出た部分)です。 29 нояб. 2019 г.
褥瘡のなりやすい部位は?
褥瘡は骨が突出し、体圧の集中する部位に多く発生します。 仰臥位で最も多いのは仙骨部で、次いで後頭部、踵骨部です。 側臥位では腸骨稜部、大転子部、外果部など、坐位では尾骨部、坐骨部などに多く発生します。
褥瘡 好発部位 なぜ?
褥瘡の好発部位は 限局性の圧迫が褥瘡の原因となりますが、身体のなかでも骨突出部などによく発生します。 圧迫力がじかに組織へ影響しやすく、とくに皮下組織が少ないからです。
褥瘡の観察部位は?
褥瘡の好発部位は、骨の突出部です。 仰臥位では仙骨部、踵骨部、後頭部に注意が必要で、側臥位では大転子部に発生しやくなります。 座位や車いすの場合は坐骨結節部や尾骨部にもみられます。
褥瘡予防の姿勢は?
仰臥位、側臥位(左・右)が交互になるように、 体の向きを変えましょう。 仙骨部、大転子部の褥瘡を予防する体位として、 30度側臥位があります。 この体位は、お尻の筋 肉で体を支え、ベッドとの接触面積を広くし、 かかる圧力を分散できます。 安楽な姿勢を保ち、 圧迫やずれが緩和できるよう、枕やクッション を使用しましょう。