患部の保護を目的として塗り薬を使う場合は「白色ワセリン」「亜鉛化軟膏(酸化亜鉛)」「アズノール軟膏0.033%(ジメチルプロピルアズレン)」などの油脂性基剤軟膏を使います。 感染対策が目的の場合は「ゲーベンクリーム1%」などの外用薬が使用されます。 22 февр. 2022 г.
褥瘡 何を塗る?
■褥瘡に感染、炎症を伴う場合 感染制御作用を有するカデキソマー・ヨウ素、スルファジアン銀、ポビドンヨード・シュガーの使用が推奨されます(注7)。 またフラジオマイシン硫酸塩・結晶トリプシン、ポピドンヨード、ヨウ素軟膏、ヨードホルムを用いてもよいでしょう(注8)。
褥瘡は何科受診?
「お尻に褥瘡ができてしまった」、「脚のきずが1カ月経っても治らない」等、お困りの方は形成外科の受診をお勧めします。
褥瘡 ワセリン なぜ?
肛門周囲、骨の突出した部分をはじめ、褥瘡がある場合にはその周囲などへ白色ワセリンを塗ることで、湿潤の防止、おむつ交換時などに発生する摩擦やずれの回避ができます。 清潔を保つという点では、失禁対策も重要です。
褥瘡 何で洗う?
弱酸性の液体石鹸を水道水で適度に希釈したもので褥瘡と周囲皮膚をやさしく洗って下さい。 使い捨てのビニール手袋などをはめて洗うとよいでしょう。 このように洗うことによって褥瘡や褥瘡周囲の細かな壊死組織などを除くことができ、また細菌も減少させることができます。 弱酸性石鹸水は生理食塩水や水道水で十分に洗い流しましょう。