乳輪の下にしこりができ、乳輪や乳輪近くの皮膚から膿(うみ)が出ます。 乳管と皮膚の間に瘻孔(ろうこう)(管状の穴)ができていると症状が繰り返し起こることがあります。 陥没乳頭の方で頻度が高く、発生に授乳は関係ありません。
化膿性乳腺炎 いつ?
急性化膿性乳腺炎 急性うっ滞性乳腺炎に細菌感染をともなっている状態です。 急性うっ滞性乳腺炎で乳腺に母乳がたまっている場合、その状態が半日から1日以上続くと母乳が細菌感染して化膿することがあります。 高熱や筋肉痛などインフルエンザのような症状が現れることもあります。
乳腺炎の膿の色は?
急性化膿性乳腺炎の場合は、悪化のペースが早いため、短時間で38℃以上の高熱や、わきの下のリンパ節の 腫脹 しゅちょう (腫れること)などの症状も同時に出現することがあります。 また、乳輪近辺の皮膚から排膿(白〜黄色がかった、もしくは微量の血液混じりの、粘稠な液体が分泌されます)がみられることもあります。
化膿性乳腺炎の症状は?
乳房のしこりや皮膚の発赤、痛みから始まり、熱感を伴い、さらに全身の症状、発熱、悪寒、関節痛、頭痛、腋のリンパ節の腫れ等がみられるようになります。 一般的な乳腺炎には授乳期に乳腺に母乳が溜まって起きる急性うっ滞乳腺炎と、細菌感染による急性化膿性乳腺炎があります。
胸 膿が出る 何科?
乳房から乳汁や膿性、血性のものが出ることがあります。 自覚したら乳腺外科を受診してください。