サメの歯は、人間の歯と違い、抜けては生えてを何度も繰り返しています。 約2~3日ごとに歯を交換して常に鋭い状態を保っているサメは、一生に2万本以上の歯を使うと考えられています。 サメの歯が抜けやすい原因の一つは、人間の歯と違い、歯を支えている歯槽骨や歯根膜がないことです。
サメは何度も歯が生え変わる?
実はサメの歯は「多生歯性」といって、何度でも生え変わるんです。 だから歯並びは均一にはならずバラバラです。 ギザギザの歯がバラバラのサイズで並んでいる、それが余計にサメのあの凶暴な風貌をつくっているんですね。
サメの歯は何本ありますか?
サメは一生のうちに2万本以上の歯を使うと考えられているそうです。 サメの種類によりますが、歯の数は200本位。 多いものでは3000本もの歯が、ガーッと口を開けた時に並んでいるそうです。 ご存知のとおり、人の歯は永久歯が生えたらのあとは、何も生えてきません。
サメ 歯が生え変わる なぜ?
どうしてサメの歯は何回も生えかわるの? サメやエイなどの『軟骨魚類』は、たくさんの卵から、哺乳類よりも未熟な状態で生まれてきます。 しかも、生まれたときから親に頼らずに生きていく必要があります。 だから、生まれたときから歯が生えており、成長する体に合わせて、歯も生えかわるのです。
なぜ歯は2回?
でも、どうして2回も生えてくるの だろう? それは歯の数を増やすためで体が大きくなると、顎 骨も大きくなり、歯の数も増えると考えられています。 乳歯は 生後6ヶ月から12歳までの10年間ほど大切に使いますが、 永久歯はその後一生大切に使い続けなければなりません。