舌骨上筋(ぜっこつじょうきん)は頸部の筋肉で、舌骨に繋がる筋肉である舌骨筋のうち、舌骨を挟み上方に存在する筋肉の総称である。
舌骨上筋の役割は?
大きく口を開いて食べ物をとらえる時には、舌骨上筋が主に働き、この時に外側翼突筋は顎を開けやすいように前方移動します(図3)。 また、食べ物を口唇でとらえたり、咀嚼している時に食塊を口の奥のほうに押し込むのに表情筋(顔面神経支配)の一部がはたらきます。
舌骨下筋はどれか?
舌骨下筋(ぜっこつかきん)は頚部の筋肉のうち、舌骨に繋がる筋肉である舌骨筋のうち、舌骨を挟み下方に存在する筋肉の総称である。 開口運動や嚥下運動の際に働く。 舌骨下筋には胸骨甲状筋、甲状舌骨筋、肩甲舌骨筋、胸骨舌骨筋が含まれる。
顎舌骨筋 どこ?
顎二腹筋の上層に位置し、口腔底を形成する筋肉。 顎舌骨筋線より起こり下顎骨内側を前下方に走行し、前方の部分は正中にて左右の顎舌骨筋は合わさり顎舌骨筋縫線を形成する。 また、後方部分は後下方に走行し、舌骨に付着する。
舌骨ってどこ?
下顎骨(かがくこつ)の下方で、舌根(ぜっこん)部と喉頭(こうとう)との間に位置している無対の骨。 舌骨は顔面頭蓋(とうがい)を構成する顔面骨に属しているが、この骨のみは他の頭蓋骨から完全に分離・独立している。 全体にU字形をしている小骨で、凸部を前方に向けてほぼ水平に位置する。