視細胞 (photoreceptor) は網膜の視細胞層から外網状層にかけて存在し、光刺激を吸収し電気信号へと変換する役割を持つ。 視細胞には、明所で機能する錐体 (cone) と暗所で機能する杆体(または桿体、rod)の2種類がある。
視細胞があるのはどの部位か?
脊椎動物の網膜には、桿体と錐体の二種類の視細胞が存在する。 桿体は暗いところで物を見る際に働き、錐体は明るいところで物を見る際に働く。 どちらの細胞も、光に対しては過分極性の応答をする。
ロドプシンはどこにある?
ロドプシンろどぷしん rhodopsin 脊椎(せきつい)動物の網膜retinaにある視細胞のうち桿体(かんたい)rodまたは桿状体細胞外節の円板体膜に含まれる赤い色素タンパク質(視物質または視色素)で、視紅visual purpleともよばれる。
桿体細胞 どこに多い?
桿体細胞(かんたいさいぼう英: Rod photoreceptor cell)は、視細胞の一種。 桿細胞、桿状細胞、棒細胞などとも呼ばれる。 眼球の網膜上に存在し、色素としてロドプシンをもつ。
視細胞の役割は?
数個あるいは多数が集合して網膜を形成し,眼の構成要素となるものは,網膜細胞とも呼ばれる。 視細胞はすべて1次感覚細胞で,感光色素の光化学的反応によって興奮を生じ,これを視神経 (求心性神経線維) に送る。 節足動物の複眼の感杆や,脊椎動物の眼の杆状体,錐状体は視細胞の分化構造の一種である。