石油ファンヒーターは、ファンを利用して生じさせた熱風で室内を暖めますので、室内の空気の流れがある程度でき、石油ストーブと比べると室内全体が暖まるまでの時間が早いです。 一方石油ストーブは、徐々に石油ストーブ周辺から暖まる感じで、石油ファンヒーターと比べると、室内全体が暖まるまでの時間が長いです。
石油ストーブとファンヒーターどちらが良い?
基本的に同じ暖房出力(燃料消費量)の石油ファンヒーターと石油ストーブは、暖房能力(暖房出力)という点では同じですが、部屋全体の空気を均一に暖める時間は石油ファンヒーターの方が速いということです。
石油ファンヒーターのメリットは?
石油ファンヒーター最大のメリットは、部屋がすぐに温まる即暖性の高さです。 スイッチを入れるとすぐに稼働し、灯油を燃焼させて温風が出るので、寒い部屋が一気に暖まります。 室温を簡単に調節することができ、快適な温度をキープして過ごせるのも、石油ファンヒーターのメリットです。
石油ファンヒーターの仕組みは?
灯油を機械的な仕組みで気化させ、空気との混合ガスに変えて燃焼させ、発生した熱を本体背面にある送風ファンにより機外(室内)へと送り出す。 送風ファンによって室内の空気が強制的に攪拌されるため、部屋全体を速く暖める能力には優れている。
ファンヒーターの灯油消費量は?
10畳対応の石油ファンヒーターの場合、灯油消費量は最大0.360/hとなります。 実際はここまで使用するわけではありませんので、半分程度の量を使用しているとしましょう。 これを1日8時間程度、毎日使用したとすると1日1.44L前後、1カ月で約43.2L分にもなります。