体質 遺伝以外にもセロトニンやドーパミンといった睡眠に関わる神経伝達物質が少ないことが原因で睡眠時間が長くなることもあります。 セロトニンやドーパミンは眠気を誘発する際に必要になりますが、これらの分泌量が少ないと眠りが浅くなり疲れが十分に取れないため睡眠時間が長くなることがあります。
ロングスリーパー なぜ?
体質によるもの 睡眠に関わる神経伝達物質、ドーパミンやセロトニンが少ない体質であることが原因とも考えられています。 眠気を感じるためには、ドーパミンやセロトニンが分泌されるのですが、分泌量が少ないことで眠りが浅くなり、睡眠時間が長くなっている可能性があります。
睡眠時間が長いとどうなる?
睡眠時間が長いと、省エネモードで過ごす時間も長くなりますから、日中の運動不足と重なると体重が増えてしまう場合があります。 睡眠不足が肥満しやすくすることは良く知られていますが、長時間睡眠も9時間を超えるあたりから肥満リスクを上げることが分かっています。
1日何時間睡眠がいい?
成人の場合、個人差はあるものの6~7時間前後の睡眠時間が目安です。 また、高齢者では若い頃にくらべて早寝早起きになるようです。 これは体内時計の加齢変化によるもので、睡眠だけではなく、血圧・体温・ホルモン分泌など睡眠を支える多くの生体機能リズムが前倒しになります。 さらに、加齢とともに睡眠も浅くなるようです。
10時間以上寝るとどうなる?
寝すぎが身体に及ぼす影響 疫学調査によれば、5~6時間の睡眠あるいは9~10時間以上の睡眠をとっている人は、将来的に体重が増えやすい傾向があることが分かっています。 この報告では、寝すぎの場合は、肥満になるリスクを示唆しています。