睡眠障害によるリスク そのため睡眠障害が長期的に続くと、体や脳の機能に支障をきたすようになるのです。 例えば、疲労感が取れない、倦怠感がある、疲れやすいといった体の不調があります。 また血圧が下がったり、食欲抑制ホルモンの分泌によって太りやすくなることも。 加えて睡眠障害は気分にも影響を及ぼします。
睡眠不足が続くとどうなるか?
睡眠不足の状態が続いていると、集中力や判断力、記憶力の低下のほか、ストレスが増大したり、免疫力が低下したりと心身にさまざまな悪影響が生じます。 十分な睡眠は健康には欠かせない要素なのですね。 ただし適切な睡眠時間には個人差があるため、「この時間眠れば十分な睡眠をとったといえる」という明確な基準があるわけではありません。
何度も目が覚めてしまう?
中途覚醒は不眠症の1つです。 不眠症の中でも、眠りが浅く、睡眠中に何度も目が覚めるタイプにあてはまります。 具体的には、夜中に2回以上目が覚める場合は中途覚醒の可能性があります。 中途覚醒には、トイレで何度も起きたり、のどが渇いて目が覚めたりするケースも含まれます。
睡眠障害の症状は?
睡眠障害の診断不眠(寝つきが悪い、寝ている途中で目覚めて再び入眠できない、朝早く起きてしまう、熟睡できない)過眠(日中眠気が強い、居眠りをしてしまう)寝る前に足がムズムズする、動かさずにはいられなくなる適切な時刻に就寝・起床できない睡眠中、大きないびきや呼吸が止まることがある
なぜ睡眠障害になるのか?
原因は多岐にわたる。 環境要因として、時差がある場所、寝具や枕が変わる、寝室の温度や湿度、騒音、光など。 身体的な要因では、高血圧や心臓病、糖尿病、呼吸器疾患、アレルギー疾患などの病気、年齢、性差、頻尿、痛み、ほか。