海や川等での水難事故の原因は、 ・泳いで深みや急流に流される (向こう岸まで泳いでやろう) ・ウォータースポーツ (いいところを見せてやろう) ・危険な場所での魚釣り (大事な竿は離さないぞ) 等々であり、様々なところに危険が潜んでいます。 平成22年と比較して 年々減少しています。
川 死亡事故 なぜ?
川の流心部は水が急に冷たくなっていることがあります。 体は体温を保とうとするので、水中で体力が急速に奪われていきます。 これが力尽きて溺れる原因の1つになります。 また、冷えにより足がつることもあります。
水難事故 お盆 なぜ?
お盆は土用波や離岸流が発生しやすく水難事故が起こりやすいため、海に入るのは危険だと昔からいわれてきました。 また、お盆には先祖の精霊があの世からこの世に戻ってくるので、海に入ると霊に導かれてしまうなどといった心霊的理由もいくつかあります。
水なん事故?
水難の約半数は死亡事故に! 令和3年(2021年)に全国で発生した水難は1,395件、水難に遭った人の数は1,625人に上っています。 そのうち744人が亡くなったり行方不明となったりしています。 いったん事故が起きると、命にかかわる重大事故になる可能性が非常に高いのが、水難の特徴だといえます。
川 なぜ危険?
海に比べて浮力が少ない 海水は塩分を含んでいるため、人が浮きやすくなります。 しかし川の水は空気を多く含んでいるため、人が浮きにくいんです。 とくに岩や落差によって白く泡立っている場所(ホワイトウォーター)は注意が必要です。 そのあたりは40〜60%も空気が含まれていて、物体の浮力を奪ってしまいます。