「思いやり」とは、他者の視点に立って気持ちを考えられることを指し、発達段階的には4歳をすぎたころから少しずつわかってくると言われています。 8 дек. 2017 г.
思いやりの心 何歳から?
思いやりを育むことができるのは5歳頃。 思いやりは相手の気持ちを考え行動する優しさです。 これが思いやりというのか、と体験から学べると分かりやすいですね。 日頃の生活の中で子どもの優しさや人を思いやる気持ちを感じたときに、親が率先して子どもに「お母さん、◯◯ちゃんの優しい気持ちを感じてうれしい」と伝えてあげましょう。
他者の気持ちを考える 何歳から?
4歳か5歳くらいから少しずつ他人の心を理解できるようになり、徐々に複雑な人間関係にも対応できるようになっていきます。 小さな子どもは、心もまだ発達途中。 大人のように考えることはできません。 しつけをしたり叱ったりするときには、そのことを念頭において接してあげることが必要ですね。
共感性 何歳?
菅原教授の研究によると、2~6歳にかけて、共感・協調性が大きく増加しました。 特に、4歳以降、得点が急激に伸びています。 これは、発達心理学で「心の理論」(後述)といわれる現象で、子どもは4歳頃から他の人にも気持ちがあるのだという共感・協調性が急速に高まると言われています。
自分の気持ち 何歳から?
自我を形成し始めた子どもは、何ごとも「自分でやりたい」という気持ちを抱くようになります。 これが子どもの「自我意識の芽生え」です。 発達、成長には個人差がありますが、多くは1歳から2歳にかけて自我を知覚し、周囲の影響を受けながら自我を確立させ、やがて「自立」へとつながる成長を遂げていきます。