もともと呼吸中枢の発達がやや未熟なタイプの赤ちゃんが、うつぶせに寝た場合、眠りが深くなるなどの要因で、眠りから覚めにくくなるためではないかと考えられています。 また、寝返りが打てるくらいに成長すれば、むしろ起こりにくくなると考えられます。
赤ちゃん うつ伏せ なぜだめ?
まず、赤ちゃんのうつぶせ寝には、窒息のリスクを高めるおそれがあります。 赤ちゃんの顔が敷布団や枕・掛け布団・クッションなどに埋まってしまうことが、窒息の原因として考えられています。 特に寝返りを打てない赤ちゃんは、呼吸ができず苦しさを感じても自分ではどうすることもできません。
うつ伏せ寝 突然死 いつまで?
赤ちゃんが自分で寝返りが自在にできるようになる1歳以上になるまでは、うつぶせ寝はやめましょう。 厚生労働省では、乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症を抑えるとして、「1歳になるまでは、寝かせるときはあお向けに寝かせる」としています。
なぜ寝返りをするのか 赤ちゃん?
寝返りは、初めての移動運動! その点で、とても大きな意味を持っています。 最初の寝返りは、おもちゃや声など、興味のあるものにつられて腰の重心がどちらかに傾き、偶然、上半身が回転して起こります。 こうした偶然が何回か重なると、赤ちゃんはコツを覚えて、寝返りができるようになるのです。
なぜうつ伏せで寝るのか?
うつぶせで寝ることによってお腹が温まり、ホッとした気持ちのまま眠りにつくことができるという意見も多いです。 ○いびきが軽減される仰向け寝に比べると軌道が狭くなりにくいため、呼吸が楽になります。 それによりいびきの軽減につながると考えられています。 うつぶせ寝では呼吸のために顔や首を左右どちらかにねじることになります。