ダイエットや運動などで体脂肪率が22%以下になってくると月経不順、月経異常がおこりやすくなります。 精神的・心因的因子によるやせでは、卵巣(らんそう)ホルモン以外のホルモンにも異常がおよび、しばしば無月経になります。
生理周期の体脂肪率は?
月経発来には17%以上、正常な月経周期の維持には22%以上が必要最小体脂肪率とされている。
生理前後の体脂肪率は?
生理前は、女性ホルモンである「黄体ホルモン(プロゲステロン)」が多く分泌されます。 黄体ホルモンは、体内に水分をため込む作用があるので、体内の水分量が多くなり、ムクミやすくなるのです。 この体内の水分量に反応して、生理前は体脂肪率の数値が低くなり、また逆に体重は重くなります。
体脂肪1キロ 何パーセント?
体重によりますが脂肪1kg落とすと、体脂肪率は1.3%~1.5%程度落ちます。 例えば、体重55kgで体脂肪が15kg(体脂肪率27.2%)の人を例にするとこんな感じです。
体重何キロで生理止まる?
体重が短期間に5kg以上減少、または体重の10%以上減少すると無月経になると言われています。 この原因の一つとして、脂肪細胞から分泌されるレプチンという物質の分泌低下が関与していると言われています。