出血やアレルギーに関連するプラスミン(線溶酵素)の機能を抑えることで、出血を止め、アレルギー反応や炎症反応を抑えます。 通常、全身性または局所の線溶亢進関与が考えられる出血、湿疹・じん麻疹・薬疹・中毒疹、扁桃炎・咽喉頭炎、口内炎などに伴う各種症状に用いられます。
トラネキサム酸の薬効は?
トラネキサム酸は,種々の出血症状やアレルギー等の発生の進展や治癒と関連するプラスミンの働きを阻止し,抗出血・抗アレルギー・抗炎症反応効果を示す。 トラネキサム酸は,プラスミンやプラスミノーゲンのリジン結合部位と強く結合し,プラスミンやプラスミノーゲンとフィブリンとの結合を阻止する。
トラネキサム酸 成人 何錠?
通常成人1日3∼8錠を3∼4回に分けて経口投与。 なお,年齢,症状により適宜増減する。 (1)血栓のある患者(脳血栓,心筋梗塞,血栓性静脈炎等)及 び血栓症があらわれるおそれのある患者 〔血栓を安定化するおそれがある。〕
トラネキサム酸錠 何時間?
頓用(頓服)薬の使い方はどうしたらよいのですか? 「痛み止め」:痛いときに1回分を飲んでください。 効かないからといって、続けて飲まないでください。 次に飲むまで5~6時間は間隔をあけてください。
トラネキサム酸 カプセル 何錠?
用法・用量(この薬の使い方) 通常、成人は1日3〜8カプセル(主成分として750〜2,000mg)を3〜4回に分けて服用します。 治療を受ける年齢・症状により適宜増減されます。 必ず指示された服用方法に従ってください。 飲み忘れた場合は気がついた時にできるだけ早く飲んでください。