口渇の原因その1・身体の水分量の不足(脱水) 身体の水分量の不足、いわゆる脱水。 これが一つ目の口渇を訴える原因です。 なぜ、水分不足に陥るかというと、単純に発汗や排尿で失った水分量より水分摂取量自体が不足している場合と、なんらかの疾患・症状に伴って起こる水不足があります。
口が渇くのは何故?
身体は常に体内の水分、血液の量や濃さをモニタリングしています。 血液量が減ってしまったり、血液の浸透圧が高くなったりする(=血液が濃くなってしまうこと)と、足りない水分を補ったり高すぎる浸透圧を薄めて下げるために口渇中枢が働き、飲水などの水分摂取につながります。
終末期 口渇 なぜ?
・終末期には口腔乾燥が多くみられる。 原 因|・経口摂取量の減少や制限による唾液分泌低下、脱水気味の時の輸液、薬剤 の副作用、口呼吸、酸素吸入など。
加齢 口渇 なぜ?
一般的に高齢者の身体の水分量は、若い頃に比べると約10%減り、約50%だといわれています。 つまり、身体の中の水分量が少なくなるため、若い頃より脱水症になりやすいといえます。 さらに、加齢とともに喉の渇きを感じる「口渇中枢」が減退するため、実際には水分が必要な状態であっても喉の渇きが感じにくくなります。
脱水 のどの渇き?
注意すべき脱水症状のサイン 体内に十分な水分がないと、脱水症状を引き起こす。 その症状のひとつが喉の乾きだ。 「普通、喉が乾いたら、脱水症状になりかけているということです」と、スミス博士。 つまり、直ちに水飲み器に駆け込む必要はないけれど、すぐに水をグラス1杯飲むべきだということ。