“胃腸炎”の項でもお話しましたが、胃腸炎の治療のはじめはとにかく水分補給です。 患者さんに話をきくと、けっこうお茶やお水を飲ませていることが多いです。 水だけ飲んで .
胃腸炎 水 いつから?
嘔吐、下痢のときは腸の動きが悪く、吸収が悪い状態になっています。 嘔吐した直後はすぐに水分や固形のものは与えず、口をすすぐ程度がいいと思います。 嘔吐してから1~2時間後に、ゆっくりと摂取を始めてください。
胃腸炎 水分補給 どのくらい?
理想は、まずは約5mlの水分を5分置きに飲ませていき、徐々に飲む間隔を縮めていきます。 5mlというと、ティースプーンやペットボトルのキャップ1杯くらいの量です。 本当に少しずつ、時間をかけて飲ませてあげると、お腹への負担が減ります。 そして、可能であれば経口補水液で水分を補ってあげましょう。
胃腸炎 水下痢 いつまで?
嘔吐することが多いが、1日1~2回く らいの嘔吐が2~3日続くことも。 酸っぱい臭いのクリーム色をした下痢が 見られ、だんだん水のような下痢になり ます。 下痢は、3~4日~1週間くらい 続くことが多い。
急性胃腸炎 何飲む?
軽症の場合は、飲料の種類にこだわりませんが、お勧めの飲料は、やはり、「糖質控えめ、塩分多め」の「経口補水液」:OS-1、ソリタ顆粒です。 経口補水液とは電解質(Na、Cl、Kなど)や糖質をバランスよく配合し、速やかに脱水症状を改善する飲料水です。 いわば、【飲む点滴】です。