尾(お)、別名尻尾(しっぽ)、尾っぽ(おっぽ)は、動物の後部(頭の反対側)である。 英語ではtail。 特にはっきりとしたしなやかな、体幹の後方部分のことをいう。
尾っぽの意味は?
動物のしりから細長くのびた部分。
尻尾はなぜあるのか?
尻尾の役割は、ライオンやチーターなどの動物では、疾走するときのバランスを取ったり方向舵の働きがあるといわれている。 リスなども樹上でバランスを取ったり、体を支えたりとの役割があるといわれている。 また、樹上生活をするクモザルなどの尻尾は、木の枝に巻き付けて体を支える手足のような役割もある。
尻尾の重さは?
体重数十kgの人間の体のバランスを取る必要があるため、尻尾は全長70~80cm、重量3~4kgと一定の重さにしている。 体の一部のような滑らかな動きにしているのは、「尻尾」の内部に入っている空気圧の人工筋肉だ。 動物の尻尾を参考に、体の動きとは反対方向に「尻尾」が動くことで重心を戻すようにプログラミングされている。
猫のしっぽは何のためにあるの?
猫はしっぽを使ってバランスをとっています。 バランスを崩しそうな時には、しっぽを素早く振ることにより骨盤の位置を調整します。 こうすることで不安定な場所でもバランスを崩すことなく、素早い移動が可能になっています。 猫は身体を温める時にもしっぽを使います。