び‐こつ【尾骨】 の解説 脊椎末端にある、3~5個の尾椎 (びつい) の癒合した痕跡 (こんせき) 状の骨。 尾骶骨 (びていこつ) 。 尾閭骨 (びりょこつ) 。
尾骨 何?
百科事典マイペディア「尾骨」の解説 尾【てい】(びてい)骨とも。 両生類以上の脊椎動物の脊柱の最下部の骨。 ヒトでは,本来退縮的な3〜5個の尾椎が癒合(ゆごう)したもので,仙骨の下端に軟骨結合でつながる。 その先端は肛門の後ろの皮下にある。
尾骨の役割は?
尾骨は仙骨の下端につき、人が4四足歩行をしていたときに尻尾があったことを証明することのできるなごりです。 四足動物の尻尾の役割として言われていることが、移動の際にバランスを取る役割があると言われています。
尾てい骨の正式名称は?
「尾てい骨」は正式には「尾骨」と言います。 積み木のようにたくさん積み重なっている背骨の下にある逆三角形の比較的大きな骨を「仙骨」と言い、その下端の部分を「尾骨」と言います。
尾骨は何個?
人間の尾骨は3個から6個の尾椎が骨結合してできており、椎弓を欠いて椎骨としての形状を失うなど、他の動物に比べて著しく退化して痕跡器官となっている。 このため、尻尾として対外には現れないが、肛門の後ろ側、肛門溝の上部にて尾骨の先端に触れられることがある。 なお、胎生期には9個の尾椎が確認できるが発育中に消失している。