大きなむくみは、それだけ水分が溜まってしまっているので、水分が足首の動きを邪魔して足首の動きが悪くなります。足首はバランスを取る上で重要な関節なので、動きが悪くなることで転倒のリスクが高くなります。
寝たきり 下肢浮腫 なぜ?
浮腫とは、皮膚の下に余分な水分(組織間液)が溜まってしまった状態のことを指します。 水分は重力に引っ張られて下へ落ちていくため、通常は下肢(特に膝から下~足先)に多く見られますが、寝たきりの方は背中側が重力の影響を受けるため、背中や仙骨部に症状が表れやすくなります。
片足の浮腫の原因は?
突然、片足だけがむくんだという場合には、深部静脈血栓症(DVT)という疾患が考えられます。 これはいわゆる“エコノミークラス症候群”と呼ばれるもので、長時間狭い所にじっとしていて、あまり水分を摂らずにいると起こりやすいとされています。
下肢の浮腫の原因は?
一方、両側性の下肢浮腫の場合は、まず「全身疾患が原因である」ことを考えましょう。 心不全や腎不全などで溢水を生じると、毛細血管圧が上昇して、浮腫を生じます。 肝硬変やネフローゼ、低栄養状態、重症感染症や悪性腫瘍などで、低蛋白血症を来すと、膠質浸透圧が低下して、浮腫を生じます。
足のむくみ 片足 何科?
足の甲のむくみが気になるときは、まずは内科で相談しましょう。 むくみは病気のサインであることが多いです。 特に「急激なむくみ」は病気の進行が疑われるため、早急の受診をおすすめします。