心臓の病気が原因で、なぜ足や顔がむくむのですか? 心臓の働きが低下すると、心臓から全身に血液を十分に送れなくなります。 そのため腎臓に届く血液の量が少なくなるため、尿を作る働きが悪くなります。 尿が作られないと水分が体内に貯留することになり、むくみが起こります。
心臓が悪いとなぜ足がむくむ?
心臓が血液を送るときの圧力が弱くなると、心臓から遠い脚では血行が悪くなり、その結果、脚のむくみなどの症状を起こします。 ほかに、階段を急いで上ったときに息切れしたり、動悸がしたりする症状もみられます。
心不全 浮腫 どこ?
心不全の初期に見られる症状として、下腿(かたい)(脚)の前面や足首、足の甲を指で押さえるとくぼみができるような「むくみ」や、坂道・階段での「息切れ」があります。 心不全は全身に水分がたまってしまう状態ですので、体重増加(1週間で2kg以上の増加)や横になると咳が出たり、息苦しくなったりします。
心不全 浮腫 どうなる?
また、「むくみ」や「体重増加」も心不全の前兆です。 心臓の機能が低下すると、血液の流れが悪くなり、体全体に水が溜まりやすくなります。 水分がまわって腫れる症候であるむくみは、「浮腫」ともいわれ、体を起こしているとたまった水は下半身に移動するため、通常は下肢に見られます(写真1)。
むくみ 息苦しい 何科?
息切れ、むくみ、だるさがある場合は心臓を専門とする循環器内科を受診します。 息切れが強い場合は肺の病気の可能性もあるため呼吸器内科への受診、むくみが強い場合は腎臓の病気の可能性もあるため腎臓内科への受診がすすめられます。