血管の老化が速くなっている! 若い血管はしなやかですが、老化すると弾力を失って硬くなります。 すると、血流が悪くなり肌や髪のトラブル、肩こりや腰痛、冷えなどの不調が現れます。 それ以上に怖いのは、動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳梗塞など、いわゆる「血管病」のリスクが高くなることです。
血管が硬くなるとどうなる?
血管が硬いと臓器に大きな影響を及ぼす可能性がある 血管が軟らかい場合には、この衝撃を吸収することができます。 しかし、血管が硬いと、大きな衝撃が伝わっていき、血圧が上昇してしまいます。 血圧が高くなると、血管がさらに硬くなるだけでなく、心臓や腎臓など全身の臓器に悪い影響が及んでしまいます。
血管年齢が高いとどうなりますか?
年をとると血管を徐々に固くなっていき、血流が悪くなります。 それが原因で肩こりや腰痛が起きたり、冷え性になったり、身体の不調として現れてきます。 この"動脈硬化"が進んだ結果、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、大動脈瘤、腎不全など、様々な重篤な病気の原因となります。
加齢 血管 どうなる?
加齢に伴う変化により、血管が老化します。 血管の弾性が失われて硬くなると、収縮期血圧は上昇し拡張期血圧が低下します。 その結果、収縮期血圧と拡張期血圧の差は大きくなります。 また、静脈にも変化がみられるようになり、足の静脈に瘤ができたようになる静脈瘤ができたり、足がむくみやすくなったりします。
心臓の血管が詰まるとどうなる?
心臓は1日に約10万回ポンプとして血液を送り出しています。 このため常に新鮮で酸素のある血液が心臓にも必要です。 心臓の筋肉に血液を送っている冠動脈が細くなったり、詰まりかかったりすると、心臓への血液の供給が少なくなります。 このように心臓の筋肉への血のめぐりが悪くなることを狭心症といいます。