「血痰」の原因として、かぜ（感冒）が約3分の1を占めています。 次いで気管支炎と肺炎が多く、これら3つの呼吸器感染症を合わせると全体の6割以上を占めます。 その他に、気管支喘息と慢性閉塞性肺疾患（COPD）が多く、頻度は低いですが、肺がん、気管支拡張症、肺結核、肺非結核性抗酸菌症などが原因となります。
喀血ってどういう意味？
喀血は気道（気管・肺）から出血した時に見られる出血です。 気道の出血が少量であれば痰に血が混じっている状態、血痰と表現します。 喀血は血液そのものを咳とともに吐く状態です。 吐血との区別は口から血が出たときに伴う症状で区別します。
血痰 原因 何科？
今すぐにあわてる必要はありませんが、可能であれば呼吸器内科のある医療機関の受診をお勧めします。 すでに血痰の出る何らかの病気を持っており、主治医から十分に説明を受けている場合 主治医から血痰が出る可能性、どのような場合に受診が必要かを予め十分に説明を受けている患者さんはその指示に従うのがよいでしょう。
痰が絡むのは何の病気？
痰はどんな病気のサイン？気管支喘息 気管や気管支に炎症が起こる疾患です。 ... COPD（慢性閉塞性肺疾患） 主に喫煙によって発症する疾患です。 ... 気管支拡張症 気管支が拡張したまま戻らない病気です。 ... 肺結核 結核菌の感染により、痰や熱、咳などの症状が出る病気です。肺がん 肺に発生するがんです。 ... 誤嚥性肺炎 ... 急性咽頭炎
唾液に血が混じるのはなぜ？
原因 唾液や痰に血が混じる場合、出血源は大きく分けて以下の通りです。 原因は、異物による外傷、炎症、腫瘍、血液疾患などでも見られます。
