血液中に糖が多いと、血管の壁が壊れやすくなったり、血管が詰まったりすることがあります。 つまり、血糖値が高いと、「糖尿病」をはじめ、網膜症や腎症、神経障害などさまざまな疾患や症状を引き起こす可能性が高くなります。 1 нояб. 2019 г.
なぜ高血糖がいけないのか?
糖尿病では血糖が高くなるのですがコントロールがうまくいかず高血糖が 何年も続いていると、毛細血管が破壊されてしまいます。 毛細血管が破壊さ れることで起こる病気が、糖尿病の合併症と呼ばれるものです。 3大合併症には 糖尿病性腎症、 糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害 があります。
血糖値が高いとどうなるんですか?
血糖値が多少高い程度(200 mg/dL 前後)では、ほとんど症状は現れません。 もう少し高い場合(300〜400mg/dLぐらい)は、のどが渇いたり、尿の量が増えたり、倦怠感(疲れやすさ)を感じたりします。 また、皮膚に出来物ができやすくなったり、集中力がなくなる、おなかがすく、やせてくる、などもよく現れる症状です。
血糖値 乱高下 何故 体に悪い?
さらに急上昇した血糖値を抑えるために、後からインスリンが大量に出てしまうと、今度は血糖値の急降下を招きます。 こうした血糖値の乱高下が血管にダメージを与えてしまいます。 そうなると動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳卒中による突然死のリスクが高くなると考えられています。
血糖値はいくつから 危険?
空腹時血糖値が100mg/dL以上の場合、詳しい検査を受けるなど、何らかの対策を取ることが望ましいとされます。 空腹時血糖値が126mg/dL以上となると、糖尿病の診断基準に該当してしまいます。 126mg/dL未満でも、空腹時血糖値が110〜125mg/dLの人は「境界型」と呼ばれ、いわゆる糖尿病予備群の状態です。