血圧変動には、自律神経と動脈硬化が関係しています 暖かい時、リラックスしている時は血圧は低く、寒い時、活動している時やストレスがある時、食事の直後や入浴の直後でも血圧が高くなりやすいです。 肉体労働・運動・歩行・食事などで血圧は上がり、睡眠中や排尿などで血圧は下がります。
血圧の変動が激しいとどうなる?
血圧変動の強い方は動脈硬化がより進行し、血管が硬くなっている方に起こりやすいと言われており、上述のように血圧変動が大きければ大きいほど将来の脳卒中などの心血管病による死亡率が高いとされています。
血圧 上がったり下がったりするのはなぜ?
心臓は、ポンプのように収縮と拡張を繰り返しながら全身に血液を送っており、心臓の動きに合わせて、血圧も上がったり下がったりを繰り返しています。 心臓が収縮して血液を送り出す時、動脈の血管には最も強い圧力がかかります。 これを「収縮期血圧(最高血圧)」または「上の血圧」と言います。
血圧の変動 どのくらい?
血圧は1日の間でも変動します。 通常、睡眠中は低く、朝になると起床前からゆっくり上昇し、昼間の活動量が多い時間帯には高くなります。 夕方になって活動量が減ると血圧も低下し、睡眠中はさらに低くなります。 また、運動や食事、感情の変化の影響で変動することもあります。
血圧の変動幅は?
血圧の変動幅は、通常10~30mmHgです。 しかし、血圧の高い人や高齢者ほど、血管の弾力性がなく、血圧の上昇が起こりやすい傾向にあるので、十分な注意が必要です。