自律神経は日中の活動時に活発になる「交感神経」と、夜など安静時に活発になる「副交感神経」という2つの系統があり、24時間休まず働いています。 そして、一方の活動が活発になると一方が弱くなるため、日中は交感神経の活発化に伴い血圧が上昇し、夜は副交感神経の活発化により血圧が下がります。 10 июн. 2020 г.
なぜ血圧が変動するのか?
血圧変動には、自律神経と動脈硬化が関係しています 暖かい時、リラックスしている時は血圧は低く、寒い時、活動している時やストレスがある時、食事の直後や入浴の直後でも血圧が高くなりやすいです。 肉体労働・運動・歩行・食事などで血圧は上がり、睡眠中や排尿などで血圧は下がります。
血圧の日変動は?
血圧は1日の間でも変動します。 通常、睡眠中は低く、朝になると起床前からゆっくり上昇し、昼間の活動量が多い時間帯には高くなります。 夕方になって活動量が減ると血圧も低下し、睡眠中はさらに低くなります。 また、運動や食事、感情の変化の影響で変動することもあります。
血圧が変動するとどうなる?
一方、高血圧の人では安静時の血圧が高いのはもちろんですが、様々な条件で血圧はより大きく変動し、回復にも時間がかかることが多くなります。 そして、この変動が大きい人ほど脳卒中や心筋梗塞等の発病リスクが高く、死亡率も高いことがわかってきました。
血圧の変動幅は?
血圧の変動幅は、通常10~30mmHgです。 しかし、血圧の高い人や高齢者ほど、血管の弾力性がなく、血圧の上昇が起こりやすい傾向にあるので、十分な注意が必要です。