血圧とは、心臓から送り出された血流が血管の内壁を押す力(圧力)を指します。血圧を決定する主な要因として、心臓が1回の拍動で全身に送り出す血液量(心拍出量)や血管 .
血圧とはなにか?
血圧とは、心臓から送り出された血流が血管の内壁を押す力(圧力)を指します。 血圧を決定する主な要因として、心臓が1回の拍動で全身に送り出す血液量(心拍出量)や血管のしなやかさ(弾力性)のほか、血液が血管に流れ込む際の末梢血管の抵抗力(血管抵抗)、血液の粘度などが挙げられます。
血圧の上が高い理由は?
心臓が収縮したときに動脈にかかる圧が収縮期血圧ですが、短い時間で血液が送られるため、動脈にかかる圧力が高くなり、上の血圧が高くなるのです。
血圧の上と下ってどういう意味?
「上の血圧」とは「最高血圧」ともいい、心臓が縮み勢いよく血液が流れ出して血圧が最も高くなったときの値のことです。 一方、「下の血圧」は「最低血圧」ともいい、心臓が広がって血流が緩やかになり血圧が最も低くなったときの値です。 専門的な用語では、上の血圧を「収縮期血圧」、下の血圧を「拡張期血圧」といいます。
最 高血圧 と 最低 血圧 の 差 は どのくらいがいいの?
最高血圧と最低血圧の差を脈圧(みゃくあつ)と呼びますが、脈圧は年齢とともに大きくなってゆきます。 最高血圧の程度にもよりますが、脈圧は65mmHgを一つの目安とすると良いと思います。