一方で正常血圧の定義は家庭血圧で115/75mmHg以下、診察室血圧では120/80mmHg以下とされています。 正常血圧と高血圧の間は正常高値血圧や高値血圧と呼ばれ、将来的に高血圧になりやすいとも言われているのです。 血圧は1日の中でも変動しますし、測定時の行動や、状態などによっても異なってきます。
血圧下はいくつ?
家庭血圧の正常値は、最高血圧が135mmHg未満、最低血圧が85mmHg未満です。 一方、診察室血圧の正常値は、最高血圧が140 mmHg未満、最低血圧が90 mmHg未満です。 上記の値は診察室で測定した場合の血圧値です。
血圧 いくつから危険?
血圧が高くて何が悪い! 脳血管疾患(脳梗塞など)、心筋梗塞が増える。 140/90mmHgを境界値とし危険度が高くなる。 脳卒中死亡者の半数以上は160/100mmHg 未満の患者であった(NIPPON DATA80より)。
血圧 下が高い どれくらい?
家庭で測定した場合、上の血圧が135mmHg以上、下の血圧が85mmHg以上が高血圧に該当します。 ただしたとえ上の血圧が135mmHg未満でも、下の血圧が85mmHg以上あれば高血圧 に該当します。 つまり、下の血圧だけが高くても高血圧といえるのですね。
血圧の変動 どのくらい?
血圧は1日の間でも変動します。 通常、睡眠中は低く、朝になると起床前からゆっくり上昇し、昼間の活動量が多い時間帯には高くなります。 夕方になって活動量が減ると血圧も低下し、睡眠中はさらに低くなります。 また、運動や食事、感情の変化の影響で変動することもあります。