心筋梗塞の症状として最も特徴的なのは、脂汗が出るほどの激しい胸の痛みです。 「痛み」というよりも、胸が締め付けられるような圧迫感、焼けつくような感じ、と表現する人もいます。 狭心症とは違って、症状が一時的(数分から15分程度)ではなく30分以上続くので、しばしば恐怖感や不安感を伴います。
心筋梗塞の前兆はありますか?
心筋梗塞を発症する前には、胸痛や圧迫感、背中の痛み、歯の痛みなどの前兆が起こる場合があります。 しかしすべての患者さんに前兆が生じるわけではなく、半数程度の方は前兆なしに突然心筋梗塞に至ると考えられています。
心筋梗塞の症状はどんな症状ですか?
主な症状は、突然の強い胸痛です。 押しつぶされる・強くしめつけられる・灼熱感といった強い痛みを生じて、冷や汗・吐き気・嘔吐などをともなうこともあります。 症状は20分から数時間続きます。 狭心症発作とは比べものにならないほどの痛みが長く続き、ニトログリセリン舌下錠の効果もほとんどないこともあります。
心筋梗塞 どうやってわかる?
主な検査項目は「運動負荷心電図」や「血圧脈検査」など心臓超音波検査(心エコー) 超音波を用いて、心臓の内部構造・機能・心臓の動き・弁膜の状態や血流に関する異常の有無などを調べる検査です。 ... 冠動脈CT検査(心臓CT検査、胸部CT検査) ... 心臓MRI検査 ... 血圧脈波検査(CAVI、PWV、ABI)
心筋梗塞の感覚は?
急性心筋梗塞が発症すると、胸部の激痛や締めつけられるような感覚、圧迫感などの症状が現れます。 胸痛は30分以上続き、多くの場合冷や汗を伴います。 胸痛が現れる場所は前胸部、胸骨下が多く、下顎、頸部、左上腕、心窩部(しんかぶ。 みぞおちのこと)に広く散らばることもあります。