心臓の位置は、左側というよりも中央からやや左寄りにあります。 左側にあるべき心臓が右寄りにある場合を右胸心(うきょうしん)と呼びます。 多くの場合腹部内臓逆位もともなっていて全内部臓器が鏡像を示すように配置され、機能的には何等問題はありません。
心臓のはたらきは?
心臓のはたらきは、全身に酸素が豊富な血液を供給することです。 まず、全身から右心に戻ってきた酸素の少ない血液(静脈血)を肺動脈を通して肺に送り、酸素を取り込みます。 次に酸素を豊富に含んだ血液(動脈血)を左心に戻し、大動脈を通して全身に送り出します。
心臓は何でできている?
心臓は心筋という筋肉でできており、その表面は心膜という、弾力のある膜で覆われています。 心筋は、手足などの身体を動かす筋肉である骨格筋の構造をしていながら、胃腸などの内臓の筋肉である平滑筋と同じく、自分の意思では動かせないという特殊な筋肉です。
左房 どこ?
左心房(さしんぼう、英語: Left atrium)とは心臓の4つの部屋のひとつ。 正面から見て右上に当たる。 肺静脈から動脈血化された血液を受け、その壁の収縮により左心室に送る。
心臓の4つの部屋は?
心臓の中は右心房(うしんぼう)、右心室(うしんしつ)、左心房(さしんぼう)、左心室(さしんしつ)の4つの部屋に分けられています。 心房は血液を受け取り、心室は血液を送り出す役割をしています。 心房と心室の間には弁膜(べんまく)があり、血液は一方通行で流れています。