どちらの手術でも翌日から歩行のリハビリを始めます。 入院期間は「椎体形成術」なら1~2週間、「脊椎固定術」でも2~3週間で歩いて帰れるようになります。 ただ椎体形成した部分の骨がくっつくのは6ヵ月ほどかかりますので、ある程度の生活制限は必要です。
圧迫骨折の回復期間は?
骨折は背骨の椎体の後ろの部分から治ってきます。 早い人でも受傷後2週から、多くの人では3~4週から骨が形成されてきます。 すると大概の人は楽になったといわれますが、背骨の前の部分が治るまで変形は進行しますので治療を継続することが大切です。 骨折が治ると体動時腰痛は完全に消失します。
圧迫骨折 コルセット 何ヶ月?
圧迫骨折の保存的治療 コルセットは患者の体型や背骨のカーブに合わせたものを医療機関で作ってもらうほうがよいでしょう。 2~3か月続ければ、約80%の患者さんで圧迫骨折を起こした部分が結合し、痛みも軽くなります。 痛みが軽くなれば、徐々にリハビリテーションを開始します。
骨折後のリハビリ どれくらい?
2.リハビリが可能な期間運動器リハビリテーションの標準的なリハビリ期間は医学的な統計データ(病状の発症からおおむね150日以内で病状が固定する)を元に発症日(手術・骨折日)から150日以内と行政で定められています。
圧迫骨折 仕事復帰 いつから?
事務職であれば術後1.5ヶ月から2ヶ月で就業可能と思われます。 しかし同一姿勢を長時間とらないことが肝要です。 重労働であれば術後2ヶ月から3ヶ月が目安です。 仕事中はコルセット装着が良いでしょう。