サプリメント、または亜鉛強化食品などで1日2g以上摂取した場合、急性中毒を発生して悪心、嘔吐、食欲不振、下痢などが起こる可能性があります。 摂取耐用上限量を超えた量を慢性的に摂取していると、同じく必須ミネラルである鉄や銅の体内への吸収を阻害することもあります。
亜鉛 過剰摂取 何mg?
また、通常の食事による、亜鉛の過剰摂取の可能性は低いですが、亜鉛の過剰摂取は銅欠乏、貧血、胃の不調など様々な健康被害が生じることが知られているため、耐容上限量は18~29歳の男性で40㎎、30~64歳の男性で45㎎、65歳以上の男性で40㎎、18~74歳の女性で35㎎、75歳以上の女性で30㎎と設定されています(表1) ...
亜鉛 一日 どれくらい?
「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省)によると、推奨される1日の亜鉛摂取量は、成人男性で10mg、成人女性で8mg(妊婦は+2mg、授乳婦は+3mg)です。
亜鉛の取り過ぎは?
過剰に摂取した場合は有害な場合があります。 過剰摂取した場合、吐き気、嘔吐、食欲不振、胃痙攣、下痢および頭痛などの徴候がみられます。 長期にわたり亜鉛を過剰摂取すると、銅の減少、免疫の低下、およびHDLコレステロール(「善玉」コレステロール)の減少などの問題が生じる場合があります。
亜鉛サプリの気をつけることは?
亜鉛は毒性が極めて低いとされています。 そのため、通常の食生活では亜鉛の摂りすぎが問題となることは、あまりありません。 ただし、サプリメントで補っている人や治療で長期的に多量摂取する人には注意が必要です。 慢性的に亜鉛を摂りすぎていると、必須ミネラルである鉄や銅の体内への吸収を阻害することもあります。