「日本人の食事摂取基準(2015年版)」(厚生労働省)によると、推奨される1日の亜鉛摂取量は、成人男性で10mg、成人女性で8mg(妊婦は+2mg、授乳婦は+3mg)です。
亜鉛 1日何mg?
亜鉛の1日の摂取基準 日本人の食事摂取基準(2020年版)では1日の摂取の推奨量は18~74歳の男性で11㎎、75歳以上の男性で10㎎、18歳以上の女性で8㎎となっています。
亜鉛 摂りすぎ どのくらい?
サプリメント、または亜鉛強化食品などで1日2g以上摂取した場合、急性中毒を発生して悪心、嘔吐、食欲不振、下痢などが起こる可能性があります。 摂取耐用上限量を超えた量を慢性的に摂取していると、同じく必須ミネラルである鉄や銅の体内への吸収を阻害することもあります。
亜鉛の取り過ぎは?
過剰に摂取した場合は有害な場合があります。 過剰摂取した場合、吐き気、嘔吐、食欲不振、胃痙攣、下痢および頭痛などの徴候がみられます。 長期にわたり亜鉛を過剰摂取すると、銅の減少、免疫の低下、およびHDLコレステロール(「善玉」コレステロール)の減少などの問題が生じる場合があります。
亜鉛の効き目は?
亜鉛は、ビタミンAの活性化に役立ちます。 ビタミンAには抗酸化作用があり、活性酸素や過酸化脂質を抑えます。 亜鉛が体内にあるビタミンAの代謝を促し、抗酸化作用を活性化させます。 よって、アンチエイジングや生活習慣病などの抑制に効果が期待できます。