治療費ですが、照射する部位(臓器)、照射方法によって異なります。 例えば前立腺癌のIMRTを行なった場合は保険適用となっており、全額負担で約150万円で、3割負担で約45万円、1割負担で約15万円です。 SBRTに関しては保険適用範囲なら全額負担で約65万円で、3割負担で約20万円、1割負担で約7万円です。
放射線治療 1回 いくら?
強度変調放射線治療(トモセラピー) トモセラピーは限局した固形がんであれば保険適応となり、1部位につき1回30,000円です。 このほかに放射線治療管理費などがかかりますが、例えば健康保険3割負担の患者さんで35回の治療が必要だと仮定すると、自己負担額は約400,000円が大まかな目安となります。
放射線治療は保険適用できますか?
標準治療の中で行われる一般的な放射線治療は、公的医療保険の対象です。 一方で、例外的に、先進医療として一部の医療機関でのみ行われるものがあります。 この場合、保険が適用されない部分の費用は、自己負担になります。
放射線治療はどれくらいかかるの?
治療時間は、治療を行う部位、治療の方法によって異なります。 短い治療では5分程度となります。 高精度放射線治療のIMRTでは、位置合わせ等を含めて15分程度となります。 また、SBRTの治療では1回に高い線量の放射線をあてるため、30分から40分程度の治療時間となります。
陽子線治療 一回いくら?
先進医療の場合 陽子線治療の技術料は、297万4千円です。 全額患者さんの自己負担となります。 この金額に加えて、診察・検査・投薬・入院費などが必要となります。