図6をご覧ください。 脊髄くも膜下麻酔は、「脊椎麻酔」、「腰椎麻酔」とも呼ばれ、帝王切開ではもっともよく用いられる局所麻酔の方法 .
脊椎麻酔 痛いですか?
☆ 脊椎麻酔、硬膜外麻酔を行う時は手術台の上で横向きになり、背中を丸めた体位をとります。 最初に痛み止めの注射をしますので、処置中の痛みはほとんどありません。 脊椎麻酔、硬膜外麻酔ともに手術中は意識がありますが、ある程度眠ることも可能ですので、希望があれば麻酔科医まで申し出てください。
腰椎麻酔の感覚は?
背中から針を刺して脊髄の周囲にあるくも膜下腔に局所麻酔薬を注入し、下腹部や足などの下半身の感覚と動きを麻痺させる麻酔方法です。 腰椎麻酔と呼ばれることもあります。 麻酔が効いてくると足先やおしりに温かいような、しびれるような感覚が広がってきます。 注射の数分後に麻酔の効果を確認するために、冷たさや痛みの感覚を調べます。
脊椎くも膜下麻酔の痛みは?
患者さんによっては痛みが取れるけれど触った感じが残ることがあり、その感覚が不快に感じられることがあります。 またいったん薬を投与すると全身麻酔のように手術の進行に合わせて調節することができませんので、手術時間が予定より長くなった場合などには途中で痛みが出ることがあります。
腰椎麻酔の特徴は?
脊椎麻酔(腰椎麻酔)(下図参照) 腰部から針を刺し、背骨の中の脳脊髄液の中へ麻酔薬を注射して、みぞおちあたりからお尻・足までしびれさせる方法です。 下腹部から足の手術に用いることができます。 あまり長時間の手術には適しません。