硬膜外血腫 脊髄くも膜下麻酔や硬膜外麻酔の穿刺時に、背骨に囲まれた空間(脊柱管)内に血のかたまり(血腫)ができて神経を圧迫することがあります。 非常にまれですが背中や脚の強い痛み、しびれ、麻痺などがおこることがあります。 病室に戻ってから症状が出る場合もあります。
硬膜外麻酔 副作用 しびれ いつまで?
下肢のしびれや運動障がいが出現したら 薬剤影響の場合は、投与中止後約2時間で運動麻痺が軽減~改善します。 血腫形成などで緊急手術を要することもあるため、症状が軽快するのか進行するのかといった変化を注意深く観察し、判断していくことが大切です。
硬膜外麻酔の感覚は?
硬膜外腔に細い管を入れるときに、お尻や太ももに電気が走るような嫌な感じがすることがあります。 これは、管が脊髄の近くの神経に触れるために起こります 。 一般的にはこの感覚はほんの一時的なもので、特別な処置を必要とせず軽快します。 場合によっては管の位置の調整が必要なこともあります。
硬膜外麻酔の注意点は?
硬膜外麻酔に伴う看護のポイント 主症状は背部痛や下肢の筋力低下ですが(感染では発熱)、カテーテル留置部位のドレッシング材の剥がれ、腫脹、発赤、出血、穿刺部痛がないかなど合わせて確認します。 手術時は高濃度の局所麻酔薬の使用で下肢の筋力低下が起きることはあるため、手術室からの申し送り時にしっかり筋力を確認しましょう。
硬膜外麻酔の副作用は?
硬膜外腔にカテーテルという細いチューブを留置します。 副作用 麻酔薬の影響で効果が持続している間は下半身に力が入らない、尿意が感じられないとい う症状が出現します。 また交感神経をブロックすることで血圧が低下しやすくなり、気分 が悪くなり嘔吐することもあります。