夜間頻尿の原因 夜間頻尿の原因は、大きく分けて1)多尿・夜間多尿、2)膀胱容量の減少、3)睡眠障害に分けられます。 これらの3つの原因によって治療法が異なるので夜間頻尿の原因をまずはっきりさせることがとても重要です。 尿量が多いため夜間頻尿がおきることがあります。
夜中に何度もトイレに行く 病気?
夜間頻尿とは、夜寝ている間に1回以上トイレに起きることが定義とされていますが、実際の診療では夜間に2回以上トイレに行く夜間頻尿を病的であると捉えています。 夜トイレに2回以上起きると寝不足に繋がり転倒などのリスクも増加します。
夜中にトイレに行きたくなる なぜ?
夜間頻尿とは、排尿のために1回以上起きなくてはならない、と定義されていますが、実際には2回以上起きてしまう時に問題とします。 原因として①横になってから尿量が多くなってしまう夜間多尿、②膀胱の容量が小さくなったため貯めておけない、③睡眠が浅く起きてしまうためにトイレに行きたくなる、ということが考えられます。
夜間頻尿 続くとどうなる?
「夜間頻尿」によりたびたびの夜間覚醒を繰り返し、睡眠の質を悪化させると、寝覚めの悪さ、日中の眠気や倦怠感などで日常生活に影響も及ぼしてきます。 高齢者では、夜間の転倒による外傷や骨折の原因にもなりかねません。
夜間頻尿は病気ですか?
夜間頻尿になる病気はいろいろありますが、実は泌尿器科の病気ではないほうが多いです。 夜間頻尿の原因のうち、夜間のみ尿量が増える「夜間多尿」は、前立腺や膀胱(ぼうこう)の問題では起きません。 前立腺や膀胱の問題ならば、夜間だけでなく昼間も頻尿のことが多いです。