脂肪便(しぼうべん、英: Steatorrhea)とは、大便中に過剰な脂肪が存在している状況をいう。 大便は、過剰な脂肪ゆえ比重が小さいので水に浮き、脂っぽい外観で、特に悪臭を放つ。 肛門からの脂肪の漏出やある程度の大便漏れが起こる場合もある。
油便 なぜ?
溶性下痢と油便 水溶性下痢と油便は、膵液が十分でないと消化不良になり、水溶性の下痢、乳白色の便、便をしたトイレの水に油が浮く、油便がでます。 1回だけでは心配ありませんが、1週間以上続く場合は、消化器内科医の診察が必要です。
脂肪便って何色?
脂肪分の多い食べ物を食べ過ぎた場合に、消化不良を起こし、「脂肪便」という白っぽい便が出ることがあります。 特徴は便自体が軽く、便器の水に浮きます。
脂肪便ってどんなもの?
脂肪便とは、その名の通り脂肪が多く含まれている便のことで、腸や膵臓の機能が低下して、脂肪などの栄養分を適切に消化・吸収できていない時によく生じます。
うんこ 白いなにか?
胆道閉鎖症、胆道腫瘍(胆管がん、胆のうがん、乳頭部がん)、胆石症など胆管が狭くなる病気によって、白い便が出ることがあります。 便の色の元となっているものは胆汁です。 この胆汁の通り道が何らかの理由でふさがってしまう事で便の色が薄くなったり白くなる事があります。
脂肪便は治りますか?
脂肪は固形と勘違いしている人がいるかもしれませんが液状です。 リンパ管を血液とともに巡り、最終的には不要物として尿として排出されます。 内臓脂肪はほとんど便からは排出されません。 脂肪便は病気になる可能性を秘めています。 ここでは脂肪便により引き起こされる可能性のある病気を紹介していきます。 脂肪便が続くと慢性膵炎である可能性があります。 慢性膵炎になると食事から取り入れた栄養分の吸収がうまくいかず、消化不良が起こり、結果として脂肪便に繋がる可能性があります。 また慢性膵炎はアルコールの多量摂取によっても引き起こされますので注意してください。 あまり聞きなれない病名かと思います。 セリアック病とは自己免疫疾患を指し、食事から摂取したグルテン小腸内で体に害を及ぼす病気です。
お腹の中に5kgも脂肪便があるのは本当ですか?
また、宿便と似た用語で「脂肪便」という言葉があり、ちまたで「太っている人はお腹の中に5kgも脂肪便があるので取って痩せましょう」などの広告を見たことがありますが、これは全くの嘘です。 医学的な脂肪便とは、便器の中で便が浮いて、少し脂(あぶら)があるようなもので時に白くなり、見た目でわかることができます。 脂肪便の原因として一番多いのは、脂質が多い物を食べ過ぎたときに消化不良で脂肪便になるケースです。 他にある原因としては、膵臓に問題がある場合で、慢性膵炎という病気によくあるケースです。 慢性膵炎というのはお酒(アルコール)をよく飲む人に多い病気で、膵臓の機能が弱ってしまい脂肪を消化する酵素が出にくくなります。
内臓脂肪は尿として排出されますか?
結論から言うと 内臓脂肪は便としてよりも尿として排出されています 。 落ちた内臓脂肪はリンパ管に1度吸収されます。 脂肪は固形と勘違いしている人がいるかもしれませんが液状です。 リンパ管を血液とともに巡り、最終的には不要物として尿として排出されます。