その上で終末期の定義としてはおおよそ余命3ヶ月ということを念頭におき、生前の意思表明(リビングウィル)の有無を確認することが大切になります。 看護師としては身体的・精神的・社会的苦痛のケアが必要となり、終末期医療としての看護ケアが必須になります。
終末期の期間は?
人生の最終段階 (終末期) の考え方 1) 患者が適切な治療を受けても回復の見込みがなく、かつ、死期が間近と判定された状態の期間。 *期間とは、老衰を含め回復が期待されないと予測する生存期間。 ≪ 2週間以内・ 1ヶ月以内・ 数か月・ 不明 ≫ 等を示す。
終末期とはいつから?
終末期とは、老衰や疾病、障害などの進行によって、あらゆる医療がすでに効果的でなく、余命が数ヶ月以内と判断された後の時期を指します。
点滴だけでどれくらい生きられるか?
口から食事が取れなくなって、点滴のみでの余命は3ヶ月程度。 点滴を全くしない場合の余命は5日〜7日程度、長くても10日間ほどと言われています。
余命宣告 どのくらい?
余命宣告は、全て医師の判断によるものです。 3ヶ月と短く伝える医師もいれば、3年と長く伝える医師もいます。 また余命宣告をしない、という医師もいます。 宣告する余命の期間も、医師の経験に基づいた正確な数字というわけではなく、「大体の目安」として設定されています。