昼間は地球から出ていく熱よりも太陽から受ける光のほうが強いため、地面は温められます。 逆に、夜は太陽光線はなくなるのに対し、地球からは赤外線として熱が放出され続けるために地面は冷えていきます。 このように、地面から熱が放出されて冷えることを放射冷却と言います。 31 окт. 2018 г.
なぜ夜になると寒くなるのか?
夜になると、地面から宇宙に向かって熱が放出されます。 すると、熱を奪われた地面は冷え、接している空気も冷やされ、気温が下がります。 つまり、夜になると、放射冷却がおこり、昼間に太陽がせっせと温めてくれた空気が、どんどん宇宙に逃げていき、寒くなるんです。 昼間より、夜の方が寒くなる理由は、そこにあるんです。
昼夜の気温差 なぜ?
夜は地表から逃げていく熱を遮るものが何もなく、地面の熱はどんどん奪われて気温が下がってしまう。 原因のもうひとつは水分がないこと。 砂漠は乾燥していて地表にも空気にも水分がほとんどない。 水は空気に比べて熱しにくく、冷めにくい性質を持ち、水分があれば、昼に太陽熱をゆっくり吸収し、夜にその熱をゆっくり放出する。
砂漠の夜が寒い理由は?
空気中の水蒸気は地面近くの熱を閉じ込めており、これが太陽のない夜間でも極端に気温が低下するのを妨げていますが、乾燥した砂漠では水蒸気によって熱が蓄えられません。 そのため、夜になって太陽の熱が届かなくなると、一気に冷え込んでしまうそうです。
最高気温が2時頃になるのはなぜ?
地面が暖められて空気の熱伝達により高さ1.2~1.5mの気温が上昇するまでに結構な時間がかかります。 このため、最高気温に達するは午後2時頃となります。 夕方になってくると日射量が少なくなるので、また気温はしだいに下がってしまいます。