糖尿病、肝臓障害、腎臓障害などの病気の方は、足がつることが多くなります。 また、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などがある場合、腰から下肢に向かう神経の異常興奮により足のつりが起こることがあります。 さらに、妊婦など下肢の血流が悪い方も足がつりやすいと考えられます。
頻繁に足がつる何科を受診?
「足がつる」という症状を訴える相談に対し、18%にあたる相談で「整形外科」が医師からおすすめされています。 次いで多いのが「心療内科」(16%)でした。 「足がむくむ」という症状 では、内科 (17%)が最も多く、 次いで「心療内科 」(16%)が受診すべき診療科として挙げられています。
足がつったあとの痛みは?
こむら返りは突然、数秒から数分間続く不快な痛みを伴って筋肉が収縮し、局所が隆起し硬くなっており、重症の場合は筋肉が傷んで肉離れの現象になっているため、治まった後の翌日以降も痛みが残ることがあります。
毎晩足がつるのはなぜ?
就寝中は汗をかいて脱水傾向になり、イオンのバランスが崩れ、容易に筋肉が興奮しやすくなります。 そして、中年以降で発生頻度が上がる原因の1つとして、筋肉量の低下が言われています。 筋肉量が減ると筋肉内の血行が低下します。 その結果、乳酸等の疲労物質の排出がしづらくなり、末梢神経の興奮を抑えにくくなると言われています。
足のすねがつった どうしたらいい?
<すねやももがつったとき> 足の力を抜きながら、筋肉の緊張をほぐしつつ、足首をゆっくり回す。 膝を伸ばした状態で座り、つっている方の足のつま先をもってゆっくり手前に引く。 立った状態で壁に手を当てながら、アキレス腱を伸ばすように足を前後に開き、つっている方の足のふくらはぎをゆっくり伸ばす。