成人の場合、個人差はあるものの6~7時間前後の睡眠時間が目安です。 また、高齢者では若い頃にくらべて早寝早起きになるようです。 これは体内時計の加齢変化によるもので、睡眠だけではなく、血圧・体温・ホルモン分泌など睡眠を支える多くの生体機能リズムが前倒しになります。
何時間寝たらスッキリする?
ひと昔前までは、「1日8時間の睡眠時間が理想」と言われていましたが、当然日中の活動内容によって必要な睡眠時間は異なりますし、8時間以上寝る人もいれば、4~5時間の睡眠でもスッキリと目覚めて疲れが取れる人もいます。
最低でも何時間睡眠?
10歳までは8~9時間必要ですが、成人になると7~8時間、中年では約6.5時間、65歳では約6時間と、徐々に必要な睡眠時間は短くなります。 これは、年齢に伴う体内時計の変化や、生体機能による睡眠リズムや質の変化に伴うものです。
人間は何時間寝なくても大丈夫?
不眠状態を続けた世界記録は264 時間12 分! 不眠状態を続けた世界記録として認められているのは、1964 年にアメリカの男子高校生による264 時間12 分(11 日と12 分)。 実験には最初2 人の友人がつきそい、最後の90 時間はスタンフォード大学の睡眠学者が立ち会って行われました。
1日 何時間 起きている?
さて、改めて振り返ってみると、平均的な日本人の就寝時間は23時12分、起床時間は6時32分で、おおよそ7.4時間は毎日眠っていることになります。