出産の時期は40週よりも少し早めになることが多いようです。 双子の出産では36週から38週に集中し、赤ちゃんの出生体重も2,000g~2,500g未満、三つ子以上の出産では30週から34週と早くなり、出生体重も1,200g~1,800g前後と小さめに生まれる割合が多くなっています。
3つ子 いつわかる?
二絨毛膜など多卵性の場合、胎囊が2つ(卵性の数によって)できるため、早くて妊娠5週以降(月経予定日から1週間ほど)に双子(もしくは三つ子)とわかりますが、一絨毛膜の場合、胎囊が1つのため、心拍もしくは胎芽が2つ確認できる妊娠6週以降(月経予定日から2週間ほど)にわかることが多いようです。
三つ子が産まれるのはなぜ?
この場合、まず2つの卵子が排卵され、それぞれが受精し二つの受精卵が誕生する。 その後、一方の受精卵が分裂して一卵性双胎が生まれ結果として二卵性品胎となる。 多排卵による3つの卵子それぞれが受精し、3つの受精卵が生じたことから誕生した三つ子。
5つ子 何週?
多胎独自の分布を示しており、累積度数が50%を越すのは双子で37週、3 つ子で34週、4つ子で30週、5つ子で28週である。
子供 何子まで?
ギネス世界記録では、2009年にアメリカでナディヤ・スールマンさんが産んだ8つ子が、1回の出産で無事生まれた赤ちゃんの最多記録となっている。 人工授精で授かった8つ子は、現在12歳に育っている。 一方、9つ子はこれまでに、1971年のオーストラリアと、1999年のマレーシアで計2件報告されている。