4月下旬~6・7月くらいに、「くしゃみ」、「鼻水」、「目のかゆみ」などの症状がある方は、実はカモガヤ花粉症(イネ科花粉症)である場合がとても多いです。 日本では知名度は低いですが、実際には患者さんはかなり多く、風邪と勘違いしている方もよくいらっしゃいます。 13 мая 2020 г.
夏の花粉は何?
5月~9月ごろ、夏に発症する花粉症の原因と考えられているのが、イネ科の植物です。 イネ科の花粉症はヨーロッパで多くみられますが、日本でも牧草として栽培されており、河川敷や道端にも生育しています。 スギやヒノキ花粉症のような鼻みず・くしゃみ・目のかゆみだけでなく、皮膚のかゆみなど全身に症状があらわれやすいことが特徴です。
7月のアレルギーは何?
例年7月いっぱいは、イネ科の花粉が飛散しますので、これらに対するアレルギーをお持ちの方は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりだけではなく、目のかゆみが生じることもあります。 6月初めからの鼻炎症状が改善しない方は、風邪が長引いているのではなく、イネ科の花粉症かもしれません。
花粉いつまで 2021?
2021年シーズンのスギ花粉飛散終了時期の見通しは、東京では例年5月上旬まで飛散が確認されていますが、今年は4月中旬に終了となるでしょう。 大阪では、今年は3月末にはほぼ飛散終了となっています。 ヒノキ花粉は、東京では4月いっぱいは断続的に飛散する見通しとなりますが、大阪では4月中旬にはほぼ終了となるでしょう。
春の花粉は何?
アレルギー症状を引き起こす可能性のある花粉を飛ばす植物の種類はさまざまで、一年を通してなんらかの花粉が飛散しています。 春は、スギ花粉のほかにヒノキ花粉やカバノキ科の花粉、ハンノキ(榛の木)、シラカンバ(白樺)、イネ科の花粉が飛散しています。