片方だけ常に鼻詰まりを起こしている場合には、鼻中隔弯曲症の場合が多く、片方だけに鼻茸ができている可能性もあります。 左右が交互に鼻詰まりを起こす場合は、鼻中隔弯曲症が疑われます。 鼻血を伴なう場合には、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎のほか、鼻内腫瘍の疑いもあります。
いつも同じ方の鼻が詰まる?
しかし、強く曲がっているために、いつも鼻が詰まって、口呼吸やいびき、においがわからないなどの症状がある場合を鼻中隔弯曲症といいます。 いつも同じ側の鼻ばかり詰まる人は、この病気の疑いがあります。 鼻づまりなどの症状が改善しない時は治療(鼻中隔矯正術)の対象となります。
鼻水 なぜ片方?
片方だけ慢性的な鼻詰まりがあるというケースでは、鼻中隔彎曲症が疑われます。 鼻中隔彎曲症は左右の鼻の穴を隔てている鼻中隔が大きく彎曲して起こっていますが、かなり重度の彎曲があっても見た目ではわからないことがほとんどです。 また、子どもはアデノイドが鼻腔を塞いていて鼻詰まりを起こしている可能性もあります。
いつも鼻水が出るのは?
アレルギー性鼻炎の場合、アレルゲンを排除するために鼻水が出ています。 そのため、アレルギーの原因が排除されない限り、水っぽい鼻水が出続ける場合が多いです。 アレルギーの原因としては、花粉、ほこり・ダニの死骸(ハウスダスト)、動物(ペット)等が挙げられます。
鼻に何か詰まってる感じ?
鼻水の分泌量が増えた時や、鼻閉・口呼吸になっている時、鼻水が粘液性や膿性になった時には、鼻とのどの間(上咽頭)に引っかかった感じが気になってきます。 後鼻漏が気になる場合、副鼻腔炎、上咽頭炎、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎、急性鼻炎の後期、慢性鼻炎の可能性があります。