鼻水は鼻の「洗浄液」 先に説明したように、鼻腔内では常に粘液が分泌されることで、適度な湿り気が保たれています。 ところが、鼻粘膜にウイルスなどの病原体や花粉などの異物がくっつくと、それを排出しようとして粘液が多量に分泌され、鼻から出てくることがあります。 これが、いわゆる鼻水です。
鼻水は何なのか?
鼻の中に、異物(ウイルスや細菌、埃や花粉など)が入り、鼻の粘膜が炎症を 起こすと、大量の粘液を作り、異物を体の外へ押し出そうとします。 これが鼻水の正体です。 鼻水はネバネバした黄色いものや、透明の水ばななど、見た目や質が異なることがありますが、 この違いは、どんな異物が入ってきたかによって変わります。
鼻水は何性?
鼻水(はなみず)は、鼻から出る流動性あるいは半流動性の液体。 鼻汁(はなじる、びじゅう)・洟(はな)ともいう。 また、鼻水から水分が抜け固体となったものを鼻糞(はなくそ)という。
サラサラの鼻水 なぜ?
水っぽいサラサラした鼻水の主な原因には、風邪やアレルギー性鼻炎、寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)などが挙げられます。 いずれも他の症状を伴いますので、受診の際にはそのことも伝えるようにしましょう。
赤ちゃんの鼻水 どれくらいで治る?
「急性ウイルス性鼻副鼻腔炎(いわゆる鼻風邪)であれば、特別な治療をしなくとも10日以内に治癒する。 膿性鼻汁が10日間以上持続する場合、また5~7日後に悪化をみる場合は細菌の二次感染による急性細菌性鼻副鼻腔炎(いわゆる副鼻腔炎)と診断する。」 (急性鼻副鼻腔炎ガイドライン2010年)と言われています。
鼻水が止まらない どうする?
鼻水が止まらない、さてどうしよう? 当然ですが、症状を改善するための近道は病院に行き、正しい診断を受けることです。 透明でネバネバした鼻水の原因は主に風邪か、風邪から派生する症状とわかりましたが、アレルギーである可能性もあります。
水っぽい鼻水の原因は何ですか?
水っぽい鼻水の原因|風邪やアレルギー 1 風邪の初期症状 2 花粉症などによるアレルギー性鼻炎 3 寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)
冬場に出てくる鼻水の原因は何ですか?
冬場に出てくる鼻水の原因の一つが寒さです。 そもそも、鼻水って何? そもそも、鼻水って何なんでしょうか? 必要なの? どんな働きをしているのでしょうか? 鼻に溜まったウイルスやゴミなどを体内に侵入しないよう、 洗浄する効果 があります。 鼻水がないと、ウイルスやゴミが鼻の中に溜まりっぱなしになってしまい非常に危険です。 鼻水は冷たい空気や熱い空気がいきなり肺に入り込まないようにするための、温度調節をになっています。 肺には調整された空気が送り込まれているんです。
泣いたときの鼻水はなぜ出るの?
それ以外に、泣いたときの鼻水は鼻涙管を通じて涙が混ざって鼻水として流出することが知られ、 副鼻腔炎 では膿が一緒に鼻水として出てくることがあります。 鼻体内に侵入した異物、病原体や、体がアレルゲンとして認識したものを体外に流し出す働きをもち、また、空気を鼻から吸い込むときにその空気に適度に湿気を与える役割もしています。 アレルギー性鼻炎 によるものや、風邪などの引き始めにみられることが多いといわれます。 ドロッとした黄緑色のものの場合は、ウイルスが原因です。 細菌感染による風邪をひいて、そろそろ治るかな、というときにみられることが多いです。 副鼻腔炎などの可能性がありますので、注意が必要です。